ハイドロキノン 美白効果と副作用
ハイドロキノンには、シミの原因であるメラニン色素の生成を抑える効果がある成分で、「肌の漂白剤」とも言われる強力な作用を持っています。
メラニンは、皮膚を紫外線などから守る働きをもつ反面、紫外線を過剰に浴びるとメラニンが活性化されてメラニンの量が増え、日焼けやシミの原因へと繋がってしまいます。そして、メラニンが増えるとにシミや肌が黒くなってしまったりしてします。
ハイドロキノンの美白効果はアルブチンの約100倍以上と確認されています。
強い作用のあるハイドロキノンは、アレルギーや炎症を起こす可能性があることから、日本では医薬品成分(医師の処方による使用)とされています。
しかし、欧米では2%までの濃度ならば、市販化粧品に使う成分として認められています。(4%以上になると医薬品扱いになります。)
ハイドロキノンは、皮膚に浸透しにくい成分です。
レーザーの役割として、シミ部分の古い角質をピンポイント的に除去することで、薬品の成分をより皮膚に深く浸透させる効果があります。
トレチノインは、ビタミンAの誘導体で、体内に存在する成分です。
トレチノインには以下のような効果があります。
シミの治療の場合、ターンオーバーが早くなることにより、今、表皮内にある色素が早く排泄されるようになります。
その時に、メラノサイト(メラニン色素を産生する細胞)で、ハイドロキノンなどのメラニン色素を作ることを強く抑制してくれる、漂白剤(美白剤)を併用することによって、次第に薄くなっていきます。
ハイドロキノンを使用する際、トレチノインと併用することでハイドロキノンの効果もあがります。
副作用は特に報告されていませんが、バリア機能低下の為にシミが出来やすくなってしまいます。ハイドロキノンと共に併用するのが望ましいとされています。
ハイドロキノンは、メラニン色素を抑える事で、美白効果が発揮されています。
しかし、これが原因で逆に紫外線への抵抗力も弱まってしまうため、ハイドロキノン使用時に紫外線対策を怠るとシミやソバカスを作る原因になってしまいます。
ですので、ハイドロキノンを使用する場合は、UVカットクリームや帽子や夏の場合は日傘などで完全ガードをお忘れなく・・・。
5%〜10%のハイドロキノンは強い薬なので、肌が敏感な人は真っ赤に炎症を起こす可能性があります。また、美白効果が強くて白くなりすぎる場合もありますので、使用前にパッチテストをしましょう。